it's you who knows

じぶんらしく

たくフィット

オイル交換をし、洗車し、コーティング剤を使って私が自らの手で丹精込めて磨き上げた可愛いフィットちゃん(すでに傷だらけ)だったが、本日の雪に埋没し、前を走る車の蹴散らす雪解水飛沫、もとい、くしゃみで飛んできた唾のような汚水を受けてフロントと足回りがお通夜状態だ。人生は食うか食われるか。Dead or alive. 生きていくことの過酷さを実感した。


可愛いフィットちゃんは生け贄となってしまったが、昼前には雪は止んでくれた。グッジョブ神様。ということで予定変更。プランB。結局目的地まで車一本で行くことにした。人生は思い通りにはいかないのだ。ひょっとしたらこれから私が王道アイドルとしてデビューすることだってありえるかもしれないのだ。その時は秋◯康にプロデュースしてもらうことにしよう。商売上手そうだから。俺が全国のスクリーンに映し出される日も近い。


ということで無事到着したが大した用ではなかったようですぐに帰ることができた。るんるん気分でお外に出たところまた雪が降り始めている。ファッキン神様。近くでランチを済ませ可及的速やかに帰宅した。氷河期再来、これで再びフィットちゃんは氷漬けの運命を辿るのだろう。その時はでぶごん(弟)をこき使ってフィットちゃんの雪落としをするまでだ。


本日の用事は長くはかからなかったがとても大事な話も絡んでいた。ひょっとすると、あに図らんや、私は今の縛られた生活から脱却できる。かもしれないんだぜ。


少し唐突だったけれど、でもまあこんなところだろう。と思う。その時は、誰にも知られずに、いつの間にかに、流れのまにまに、風に乗って行きたいと思う。